2021年4月5日月曜日

負けたのに“勝てた相手だった”はない。

長男次男と学年が違うのですが、


1.2年生時代は


少年団同士の試合で、ほぼ負け無しの学年がありました。


大会でも優勝したり、2位になったり


いつでも好成績。


他の少年団とはレベルが違う状態。


点をとるのが当たり前だった学年。


負けることをあまり知らず


勝って当たり前の学年がいました。


エースがいて


エース以外にもたくさんセンスを持った子供たちがそろっていました。





しかし、2年生の終わり頃には


負けることが少し増えてしまった。


わたしもその試合を見ていると


相手チームはひとりひとりに足技があったり


一対一になれていることに気づく。


パスも落ち着いてできていたり


基礎をずっと重視してやってきたんだろうなと感じるチーム。


足で触るボールの使い方がぜんぜん違う。


差が出てきている…。


最強と言われた学年もたぶんこのままじゃ勝てなくなっていくんだろうなと感じるようになりました。








だけどその学年コーチたちはいつも負けた時


勝てた相手(チーム)だった


と言う。


それにつられて


保護者も


勝てた相手だったのに、負けちゃった。


と言う。







いやいやいや。


結果がすべてです。


負けたことが事実。


その試合で子どもたちのいい場面も


おしい場面もあったかもしれないけど


負けたのに勝てた相手って…


相手チームのこと、なめすぎ。失礼すぎ。


言い訳が子どもすぎる。


なんか、中学生が


『もっと勉強してたらいい点とれた。』


に近い。


高校生が


『もっとがんばったらもっといい大学にいけたのに。』


に近い(苦笑)。


聞いていて情けないんだよなあと正直わたしは感じるし


今、大事なことはコーチも保護者も自チームの弱さを認めることなんじゃないのかなと思う。


今まではほぼ負けなしだったかもしれないけど


もう違う。


はやく気づいてほしい。


どんな差が他のチームとついてしまっているのか


怖くなった方がいい。






相手チームは足技があったよ?


ひとりひとりに力があったよ?


パスも落ち着いてできてたから


周りを見る力があったし


トラップ練習もしっかりしてるんじゃないかな。


相手チームの方は。








あと、コーチが


初戦だったから力が出なかった


もよく言う。


これも、いい大人が言っていて情けないとは思わないのが


かなり不思議です。


それが実力。


初戦から力が出せないのが


今の実力なんだよ。


びびっちゃうのも子どもに自信がないから。


長男で経験してるからよくわかる。





初戦で戦うのはどのチームも同じ。


よく言うよ。本当に。


聞いていて逆に恥ずかしい。


 



自分らはもっと強いんだ!最強なんだ!


って感覚が…


理解できない。


最強なチームは初戦からまちがいなく最強です。







なんか聞いていて、中学生と話しているような?


言い訳なんかせず


負け惜しみなんてやめて


現実と向き合うことが大事だと思う。






試合動画を見て


どこで抜かれたのか


どういう場面で点をとられたのか


必死に研究すべきだよ。


相手チームのいいところをたくさんたくさん探すべきだと本当に思う。


そして自分たちの練習ではどんなことを鍛えていくのか


考えながら


学びながら


子どもたちと必死に過ごしていくべきなんじゃないのかな。





コーチたちの自信過剰にびっくりすることがある。


ふりかえることが1番大事なはずなのに


コーチが本当に何を考えているのかわからないときがある。

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