2021年1月18日月曜日

少年団のエースはほぼ消えていくのかもしれない。

サッカーを子どもたちがはじめて

3年目に突入し

サッカーの向き不向きというものをちょっとずつ

ちょっとずつ体感してきたつもりです。

センスがあるかないかで

動きがずいぶん違うこと。



ボールを持ったら

ドリブルがすぐできる子。

ボールを瞬間的にパッと奪うことができる子。



ボールがどこに飛んでくるかの予想。

ボールがどこに転がってくるかの予想。

空いている空間がわかる子。

味方や敵の位置を把握して動いている子。

考えて動いている子と

ボールだけに夢中な子とでは

かなり、かなり差が開いているように見える。



『パス!』と声が出せるか出せないかで

ピンチをチャンスに変えたり

チャンスをピンチに変えてしまうことを知り

声を出せるすごさ。

声掛けができるすごさを知った。


これは、3年間低学年

体験してきた感想です。



そして気が強い子は周りを見る力がある子が多いし

足が早い子も多かった。

どんな敵でも向かう力があり

ヤンチャな子ほど声を出し

周りを引っ張る力があった。

周りを乱す力もあるけれど(笑)

影響力がとにかくある。




気の弱い子は一生懸命だけど

力がなかなか出せない。

後ろから後ろから・・・

で、モタモタしているように見える。

がんばっているのかいないのか・・・

試合を見ていても感じられないことの方が多い。



3年間それをずっとずっと感じてきたけど

じゃあずっとセンスがあって

足が早くて

周りのことを見て考えれる子しか

サッカーでは活躍できないのか!?

と言われればそうでもない

感じるようにもなった。




わりともてはやされる子より

気にもされなかった子のほうが

入団している少年団では

自主練習をがんばっている確率が高いと感じてきたし

うまいと言われる子は褒められることで満足してしまう子が多かった。




そしてうまい!センスがある!すごい!と言われ続けた子は

今のところ4年生までにはやめていくか、こなくなっていきました。
※入団している少年団でのことです。

やめていく理由はさまざまですが

ずっとうまい!すごい!と言われ続けた子のほうが

サッカーに対していろいろ波乱万丈に

過ごしていたりするのではないかなと思う。

低学年からすごい子が
ずっと(サッカーが)うまい人生を
謳歌していけるわけではない。

と感じてもきました。



努力ほど忘れてはいけない。

練習するしかない。

それは親やコーチが教えてあげたり

誰かが努力する大事さを感じさせてあげないと

いけないのかなとも思う。



ずっとうまいは続かない。

人生もそうですもんね。

振り返る必要がいつもある。

それを乗り越えた人たちが

真のエースになれるんだろうなと思います。



そして少年団ではそれを気づかせてあげようとする人たちが

クラブやスクールより圧倒的に少ないのかもしれないと思う。

技術にしても

考え方も。

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