2020年12月22日火曜日

いいチームとは、負けるかもしれないことを選ぶことができるコーチがいることだと思う。

わたしが思う強いチームは

全員に基礎力があって技がある。

子どもたちが自分たちでサッカーを考えることができ

声をかけあえることができる。

というイメージです。



じゃあ、いいチームとは

コーチで決まるのではないかと正直思う。

コーチに指導力があり

どんな子供であっても
伸ばすことができるかどうか。

そしてコーチに育成する気持ちがあるかだと思う。




サッカーのセンスがなかった長男が

ここまでドリブルができるようになったのも

1対1に強くなったのも

全部クラブの練習のおかげだと思っています。

ひたすらいろんなドリブルを1時間

あとは少しの1対1、2対2、3対3

ミニゲーム

基礎して基礎して少しの応用。

基礎の大事さをとことん教えてもらってきた。

だからクラブの子たちにほぼ基礎の偏りはない。

だから強いんだと本気で思う。

もちろん速さや使い方はそれぞれ違うけど

誰もが基礎を持っている、知っている

というところでもう長男が入団している少年団とはぜんぜん違うのです。

誰でも伸ばせるクラブはやっぱりいいチームだと思う。

ただ、いいチームは人が集まる分、

レギュラー争いが熾烈だし

子どもたち同士がお互いにシビアだから

大変という面があるとも思う。




そして思うにクラブだけでなく

今、少年団でも基礎力が高い

技術を如何なく発揮している子たちがたくさんいる。



その子達もスクールやクラブを掛け持ちしたり

お父さんとの自主練で実力をいろいろつけているのだと思う。



そんな子たちがいれば

少年団のチーム力は絶対あがる。

そして

点を決めまくる子

守備が堅い子

真ん中で状況判断ができる子

パスがうまい子

いろいろ分かれてくる。

強い子たちも個性があって

ポジションがマッチすればより強いチームになる。




話変わりますが

先週、試合がありました。

少年団Z

少年団M

と長男が入団している少年団と3チーム。

少年団Zの中に平日の練習生として

いっしょのクラブに通っている

Aくん、Bくんがいました。

1年前、少年団Zと戦ったことがあるので

Aくんと戦えることは試合が決まった時にわかっていました。

Aくんは長男がクラブの平日練習生として入る前からいた子でかなりの激うまくんです。

Bくんはちょっと前に平日練習生としてクラブに入ってきた子だったそうです。

Bくんについては、わたしも知らなくて

後から長男がBくんもクラブの平日練習生だよと教えてくれました。




1年前戦った時、Aくんはバリバリのストライカー。

FWでした。

だけど今回のAくんはDFもしてたし

キーパーもしていたし

もちろんFWもしていた。

控え選手にもなっていた。




今回、少年団Zはみんなポジションを変えて

いろいろためしていたのです。

結果として長男たちは

1試合目は引き分け

2試合目は2-1で負けました。



少年団Mは2回戦ったけど5-0で毎回勝ち

少年団Zも少年団Mには2回とも勝っていた。



試合は3チームだけだったので

前半12分後半12分を1回ずつ。

2回目からは20分1本勝負を1回ずつ。

同じチームと2回戦える交流戦だった。



そこで、しっかりみんなのポジションを変え

勝てなくても負けてもいいと思って

戦える少年団Zの強さを感じた。

みんなに経験をさせてあげようとするコーチ力を感じました。



正直、同じポジションを固定されるデメリットは

そのポジションでしか動けなくなってしまうこと、

それ以外のポジションについて

考えれなくなってしまうことだと思う。



だから真ん中の子は真ん中だから

攻められて危険な状態なのに助けにいかない。

真ん中だから。

助けるということをあまり考えない。

真ん中にボールが来たら動きます程度。



FWの子は攻め。

ボール回してー

ということだけしか意識していない。



DFは守りだからあがっちゃだめ

守りをしとけばいい

と言われる。

前へいこうとすると怒られるし嫌がられる。

なんとも長男の少年団は不自由なチームだなと思う。




少年団ZのAくんは守りの仕事も

攻めの仕事どちらもわかってたーーー!!!。

経験が違う・・・・って見ていて肌で感じた。

どれやっても動きが光輝いていました(笑)。

サッカーをわかってるなあってすっごく感じました。



いろんなポジションを普段から経験していると

学ぶことやまた考えれる力が

生まれるんだろうなあ・・・って本当に感じました。




長男の入団している少年団は

ポジションを固定したら変えない。

理由は

向いてないから・・・
負けちゃうから・・・。

ばかり。

メンバーは変えることはできるんです。

でも、ポジションは絶対変えれない。

頼れる子は絶対控えにもできない。

チャレンジも練習もしなけりゃ絶対うまくなるわけない。

どのポジションになっても

がんばれる子を育ててほしい。




今回、少年団Zに引き分けと、

2-1で負けて

接戦・・・みたいな形で終われましたが

将来は多分負けるんだろうな。

まずチーム力で負けるんだろうなと心底感じた。


パターンが1つしかないチームと

パターンを何個も作れるチームじゃ

先が見えてる・・・。



交流戦なら負けてもいいと思いながら

いろんなことにチャレンジできる指導者と

交流戦でも負けたくないという思いから

同じチームと2回戦えるのに

チャンレンジがまったくできない指導者の差は本当にでかいと思う。


公式戦ならベストメンバー!!

勝ちたい!

これはわかる。

でも練習試合なら、試すという気持ちは絶対大事だと思う。



今所属している少年団には

お父さんコーチ何人もいるけど

ディフェンスの息子、1人もいないです。

なぜ???

お父さんコーチの希望はみんな

真ん中かFW。

なんなん、まじで。

自分の子、控えにするときもあるからいいやって思ってない??

後ろも本当に練習してほしい。

ミニゲームの時にでもいいから練習してほしい。



落ち着きます、って昨日書いたのに

ぜんぜん落ち着けてなかった・・・。

すみません。

隣の芝生は青いから

よそのチームがよく見えるのもわかってはいるんですが

やっぱり育成していることに対しての

うらやましさが本当にあって。



長男を担当してくれている

お父さんコーチはいいコーチです。

コーチの中で1番信頼できる方です。

我が家の気持ちも本当に汲んでくれていて。

本当に長男も家族みんなお世話になっていて。

でも育成っていう部分は今回の交流戦で

どうしてもひっかかってしまった。




もちろん今、わたしが望みすぎだということ。

長男だけしか見てないわたしでは

わからないコーチの大変さがあることに配慮できていないこともじゅうぶんわかっています。

でも、悔しくて悔しくて。

この母心、書いてしまいました。

未熟者でいつもすみません。

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